4台の車をヒッチハイクで乗り継いだあと、次の車を拾うのが面倒になり、最寄りの駅まで歩き始めた。最寄りといっても徒歩で2時間はかかる。安物ゆえに重たいテントや寝袋や炊事道具を背負い、小雨のぱらつく薄暗い空の下を、北へ向かって歩いた。眼鏡をかけ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。